2005.07.25(Mon)
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2005.07.25(Mon)
2005.07.10(Sun)
![]() なんともうれしいタイトル これが 家訓だという家庭に育った 三人姉妹と 両親。 現在はそれぞれ別々に 住んでいる 一風も二風も変った人たちである 3人姉妹の男たちとの関わりを主にして小説は進む 以前なら ふしだらといわれるような生活をしている次女と三女 が そんな彼女たちが魅力的に見えるのは 江國の文体による所が大きいと思う 次女は キャリアウーマン 中々のやり手 三女は 自動車教習所づとめのOL 長女は専業主婦 家庭内暴力におびえている ドメスティックバイオレンス いま 多いと聞いた 外からは見えない家庭内で 豹変する夫 そこから逃れられない妻 長女の心の動きも 丁寧に書かれている 次女が そこから彼女を救い出そうと奮闘する 愉しいのは三女 一寸焦点のずれた女性 子供っぽさを十二分に持った 危なっかしい生き方をしている 彼女もそろそろと年貢を納めようとしている 江國ワールド 愉しんだ
2005.07.10(Sun)
![]() さだまさしの短編集です 精霊流しは去年だったか読んだ これは テレビドラマ化もされた自伝的な小説だった。 こちらは 長崎こそ舞台に選んでいるが 私小説ではなく 中々きちんとした構成の小説。 じつは タレント本という軽い気持ちで読み始めた。 タイトルになっている「解夏」は ベーチェット病の宣告をされた30台の教師が 故郷の長崎に帰り 失明するまでの日々の葛藤 心の動きなどをつづった小説 ベーチェット病は 特定難病疾患で 失明を免れないと知った男は 婚約の解消を申し出 故郷へ帰るのだが 納得しない婚約者は故郷長崎まで追いかけてくる 二人で 見える間にいろいろと長崎の風景を頭の中に納めておこうと 男の子供時代の思いでの場所を歩く。 寺で 発作を起こし休ませて貰ったときに 宗教家の大学教授と出会う。 リュウゼツランの花が咲いたと聞いて出かけて行ったお寺で もう失明してなにも見えなくなっているのに気付く 最後のシーンは しろいサルスベリ 見えないけれど 目の中で咲くサルスベリ あとの三篇も それぞれテーマも違うのだが 良かった 派手な所はないが 心にしみこむような 浅田次郎を呼んだときのようなかんじ。 でも 私は浅田次郎に あざとさ的なものを感じる さだまさしのほうが素直でいいとおもう。 いま 私の参加しているメールリンク(同級生のリンク)で 「人生の贈り物 他に望むものはない」と言う歌が 心に染み入ると 評判になっている。 この歌は 訳詩と作曲がさだまさしで作詞は 韓国の女性だそうだ ひとりが メールで紹介をしたのだが 何人かが CDを買ったようだ。 私は まだ 聞いていないのだけれど きいてみたい。 自らCDを買うという行為をあまりしない中高年男性に 予約をしてまで 買い求めさせるという力はすごいと思う
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