2005.07.10(Sun)

なんともうれしいタイトル
これが 家訓だという家庭に育った 三人姉妹と 両親。
現在はそれぞれ別々に 住んでいる
一風も二風も変った人たちである
3人姉妹の男たちとの関わりを主にして小説は進む
以前なら ふしだらといわれるような生活をしている次女と三女
が そんな彼女たちが魅力的に見えるのは 江國の文体による所が大きいと思う
次女は キャリアウーマン 中々のやり手
三女は 自動車教習所づとめのOL
長女は専業主婦 家庭内暴力におびえている
ドメスティックバイオレンス いま 多いと聞いた
外からは見えない家庭内で 豹変する夫
そこから逃れられない妻
長女の心の動きも 丁寧に書かれている 次女が そこから彼女を救い出そうと奮闘する
愉しいのは三女
一寸焦点のずれた女性 子供っぽさを十二分に持った 危なっかしい生き方をしている
彼女もそろそろと年貢を納めようとしている
江國ワールド 愉しんだ
